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ゆうきあさな こころのクリニック

電話でのご予約・お問い合わせはTEL.092-713-2020

〒810-0041 福岡市中央区大名1-1-38 サウスサイドテラス4階

治療方針policy&FAQ

治療方針

方針イメージ

 薬を飲むだけで楽になるのであれば、一番治療者にとっても患者にとっても楽です。薬でしかなしえないことがありますし、大きな助けになるときがあるのも事実ですが、思いもよらない反応があったり、それだけでは改善しないことがあるということも事実です。
  薬をまず飲むべき状態か、それとも、考え方や対人関係、環境、生活の仕方、栄養などに先にアプローチすべきか、どのタイミングでどういう治療を行うか、併用すべきかなど適切な判断が必要だと思います。
 薬にしても漢方も非常に有効ですし、依存性など薬の副作用や問題点を考えてももっと使われるべきだと思われます。当院では、漢方薬も積極的に用います。
 また、ビタミンやDHA、EPAなど必要な栄養やサプリメントの活用も必要に応じてお勧めしたいと思います。また、運動や昼夜リズムの改善など生活スタイルをよくすることによって改善できることもあります。いずれにせよ、現代は、問題が複雑に絡み合っているケースが多いように思います。一番問題になっているところを把握しながら、使えるものは何でも総動員してよりよい生活を目指すことが出来ればと思っています。
 心理療法としては、当院では、認知行動療法の新次元と言われているアクセプタンスコミットメントセラピー、マインドフルネスや弁証法的行動療法に基づき、物事の受け止め方、対人関係の持ち方を一緒に学び、感情やいろんな考えや記憶などとの距離の取り方を呼吸法などを用い訓練していきます。
 個人でもお伝えしていきますが、グループワークを行いますので、是非参加してください。(詳細は診療案内へ)
 更に、PTSD、被虐待症候群に関して、時間の余裕など見ながらどうしても必要な方には、EMDR、ホログラフィートーク、ブレインスポッティングという方法も出来ればと思っています。

<発達障害のこと>
  発達障害や児童青年期は新潟県にて必要に迫られ、研修を受け先輩の先生方の指導を受け勉強会などに出ながら診療し始め、2004年頃より学校や関係機関に出向き講演会を行ったり個別の相談を受けたり、教育委員会の高校教諭のための個別相談に行ったりしていました。
 発達障害の患者が増え、個別で説明したり単発の講演会でなく、きちんとした形で伝えたいという思いとそれぞれ孤立して頑張っている家族の方が支えあうことが出来ればという思いで、2008年より年4回の家族向け講演会と交流会をやり始めました。
 また、本人のSST(ソーシャルスキルトレーニング)やお互い支えあう場がほしいという要望も強く、本人向けのSSTを月1回よりその後立ち上げました。故郷である福岡に戻ってきた現在は、単発の講演会に加え、本人グループを開始しています。(詳細は診療案内へ)

治療の流れについて

  1. 初診(完全予約)

    ※ 出来れば事前に問診票にご記入の上、ご持参いただけると幸いです。

    問診票ファイル→ PDF ワード

    発達障害鑑別、セカンドオピニオン希望の方は、書いて頂きたいアンケートがございますので、事前に取りに来て頂くか、初診日に早めに来て記載頂ければと思います。

  2. 問診

    現在の症状、治療に対してのご希望などをお伺いします。
  3. 診断・精神療法

    何が、問題か、どういったことにまず、アプローチをすればいいか考え、今後の見通しや方法を検討します。
  4. 治療計画の立案

    心理検査、心理療法が必要な方は予約を入れます。
  5. 治療


FAQ よくあるお問い合わせ

初診について

お電話で予約をとってください。初診は、約1時間ほどかかりますので、お時間があまりないという方は、その旨おっしゃってください。

再診について

診察の後、または、電話で予約をお取りください。予約以外で来られた時には、予約の方が優先となりますので、待ち時間が長くなる恐れがあります。早めに電話をいただけると、その日の空いている時間をお伝えすることが出来ます。

診療費用について

 診療は基本的に保険診療です。必ず、初診時に保険証をご持参ください。また、月に一度は保険証の提示が必要です。
 また、条件によっては、自立支援医療などの公費負担制度を利用する事も出来ますが、手続きが必要です。詳細は受診時にお尋ねください。

 大体の目安として、初診の方は、初診代、診察代に加えて、薬が出る場合は処方箋発行代を合計して、自己負担三割の場合では、約2850円程度です(20歳未満の方は3900円程度です)。
 発達障害鑑別、セカンドオピニオン希望の方は、発達障害の要支援度評価尺度(MSPA)を行いますので、自己負担三割の場合は、4200円となります。(20才未満の場合は5250円程度です)
 再診の方は、再診代、診察代に加えて、薬が出る場合は処方箋発行代を合計して、自己負担三割の場合では、約1500円程度となります。

 その他、心理検査、血液検査、心電図などを行った場合には、その分の費用が加算されます。また、病状や使っている薬剤によっては、管理料などが加算されることがあります。
 薬は、院外処方となっているので、当院ではお渡しできませんし、支払いはありません。 処方箋を持っていかれた薬局にて、薬代はお支払ください。
 生活保護の方は、受給者証をお持ちください。
 当院では、毎回領収書を発行しますが、再発行やまとめての発行はいたしませんので大切に保管ください。

入院について

当院は、入院施設を持っておりません。通院治療中に病状や状態で入院治療が必要と考えられる場合には、ご紹介させていただきます。しかし、入院が可能かどうか決めるのは、受け入れ先の病院です。まず、受け入れ先の病院に連絡し、予約をとっていただき受診してもらい、入院を決めていただくことになります。

守秘義務について

個人情報は、診療に関する範囲で適切に取得し、医療提供、診療報酬請求など当院管理運営の目的で利用させて頂きます。
個人情報の取り扱いに関する法令、国が定める指針、その他の規範を遵守、適切な実施を行い、個人情報の漏洩、滅失または毀損の予防に努めます。定期的な見直しをして継続的に改善いたします。
個人情報の取り扱いについてご要望のある方は、院長にお声かけください。

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